交通事故の後遺症?ムチウチの恐怖!

交通事故、とても嫌な響きですね。できれば加害者側にも被害者側にもなりたくはないものです。しかし、どうしても仕事に車が必要であったり、本当に運が悪く出会ってしまった不慮の事故というのは避けられない時は避けられないものです。

加害者側になったら、賠償金治療費の支払い、保険会社とのやり取りなどもしなくてはいけませんが、問題は被害者側になってしまった時です。自分は何一つ悪いことをしていない。たまたま歩いている所に車が突っ込んできた。なんて気持ちも落ち込んでしまいますね。

さて、今回の記事はそういった交通事故にまつわるケガの代表例「ムチウチ」についての記事を書いていきたいと思います。

ムチウチは時間が経つにつれて完治するように感じますが、冬になればケガした場所がシクシクと痛くなったり、一度もケガしていない部位よりも痛みやすくなったりと悩みは一生ついて回るかもしれません。

このムチウチですが、正確には頸椎捻挫、外傷性頚部症候群という呼び方をされています。それでは詳しくみてまいりましょう。

ムチウチの気になる症状は?

例えば以前、交通事故にあってから以下のような症状に悩まされている。というこはありませんか?

時々、頭痛やめまいが起こるようになった。

事故にあってから首に違和感がある、痛みがある。

集中力が切れやすくなった気がする。

天気や季節によって首に痛みがある。

これらの症状はいわゆるムチウチによって起こっている可能性があります。ではムチウチという症状について確認していきましょう。普段なにげなく生活をしているとあまり感じないかもしれませんが人間の頭部というのはとても大きく、重たいのです。

頭部の重さは約6リットル分のペットボトルと同じというようにも言われています。つまり2リットルのペットボトル3本分ですね。そう考えるととても重たいのがご理解いただけると思います。

それではそれを支えている首部はどうでしょうか?格闘技などを行っている方以外の首部はとても細いですね。それは男性でも女性でも変わりません。交通事故という大きな衝撃によって重たい頭が不自然に強い力で動かされるわけです。

さらに言えば、交通事故が起こっているわけですから当然視覚では捉えられていない角度から、あるいは真後ろからの追突される場合だってあります。

交通事故が起こると、、、

人間には危険を察知して避けたり、衝突を回避する本能は備わっていますが、目視できていなければ意味はありません。

つまり、こういった不自然な形で強い衝撃重たい頭を揺さぶることによって脆い首部が捻挫してしまう。これがムチウチの正体なのです。あるいは重要な神経がたくさん通っている首部だからこそ、ただ単に首周りの筋肉を傷つけるだけでなくて神経を傷つけ、それによって手足のしびれやめまいなどが起こる可能性が出てくるというわけです。

しかもムチウチは自覚症状が少ないという危険もあります。それはあまり痛くないことが原因というだけではありません。

交通事故というのはただでさえ非日常的な対応が多く求められます。保険の管理会社警察への届け出相手とのやり取り、それに加えて病院への通院仕事に影響を及ぼす可能性だって多分にあります。

そういった状況になればまず最初に解決する事柄の優先順位を決めるものです。自分が大きなケガをしていないように見えれば病院は後回しにしてしまうかもしれません。あるいは事故自体が大したことない場合は警察への届け出だけで済ましてしまう場合もあります。

または医者から勧められても、なんだか交通事故に合った自分に同情してもらいたいから首にコルセットを巻いていると誤解されたくないからしたくない。と考える人もいることでしょう。

けれどムチウチに必要なのは早期発見早期療養です。いたくないからといって誰にも相談せずに放置していた場合はズレてしまった頭部が原因で神経が圧迫されたり、季節や天気によって痛みが走るようになったり、事故当時よりも悪化してしまう場合もありえます。

まとめ

今回は交通事故による後遺症の代表格、ムチウチ症について確認してまいりました。文中でも触れている通り、交通事故という非日常的なアクシデントは注意力が散漫になり、まずは加害者・被害者の命の心配

次にケガの心配補償の心配、など自分の身を返りみず没頭しなくてはいけない事が多く、なかなかその痛みを認識することができません。

また交通事故だけでなく、日々の仕事家事に追われてしまって、自分の事は後回しにしてしまう事の多い昨今ですが、もしかすると一度の通院でその後の人生からほんの少し痛み違和感などの不調を和らげられる可能性もあるのです。

お一人で悩む前にぜひ、当院にご相談ください!!

交通事故

Posted by hiro