やる気がでないのは姿勢が原因?姿勢矯正!
お仕事や家事、育児などやらなくてはいけないことがあるにも関わらず、どうしてもやる気が出ないときというのはどなたにも起こることだと思います。もちろん、それには様々な要因があります。
単純にやる気の起こらない仕事であったり、苦手な家事であったり、何度も同じことを繰り返す子供に飽きてしまったり、他にも偏った食事をしていたり、ホルモンバランスや自律神経の乱れによるものかもしれません。
ですがやる気を取り戻す方法というのは意外とたくさんあるものです。例えば食生活、炭水化物によって脳の英気を養うのもいいですし、モロヘイヤやほうれん草、あるいはサプリメントによって鉄分を吸収して血液を作り出すことも効果的です。
しかし、今回は様々にある方法の中でも姿勢矯正によってやる気を取り戻す方法をご紹介していきたいと思います。一見すると関係ないように思われるかもしれませんが、姿勢の矯正はやる気を取り戻すだけでなく、色々なメリットがありますので、今回はそれらをご紹介できればと思います。それでは記事を始めてまいります。
姿勢が悪いと何が起こる?
日常生活を営んでいるとその方のライフスタイルによって身体は徐々に歪んでいってしまうものです。例えばよく座っている方であれば骨盤にズレが生じたり、立ち仕事をしている方であれば身体が左右のどちらかに傾いてしまったりという具合です。
その歪みによって腰痛や肩こり、あるいは人によっては頭痛などが発症されてしまうわけですが、姿勢というよりはこれらの症状は体調不良であったり、仕事のしすぎによって起こるものと思われがちです。
また、それらの症状以外でも冒頭に示したようにやる気が出ない原因の一端を悪姿勢が担ってしまっている可能性もあります。例えば猫背や巻き肩といった悪姿勢、この格好は頭部が前のめりになってしまっているので肩こりや腰痛の原因になったり、前傾姿勢になることによって肺が圧迫され、吸っているつもりでも体内の酸素が少なることで脳へ供給する酸素が減り、その酸素不足は集中力の低下に繋がったり、精神的にストレスやプレッシャーを感じやすくなるため、マイナス思考に陥りやすくなるといわれています。
あるいは単純に見た目が良くないというデメリットも悪姿勢にはあります。人は見た目が9割という本が過去に出版されましたが、やはりうつむき加減でいる方というのは地味、暗そうなどネガティブな印象を与えてしまいますし、それによって面接や面談を失敗したり、人間関係が悪くなってしまう時もあります。
姿勢矯正のメリット
メリットはやはり前述したような姿勢による問題点が解決されるかもしれないという点です。見た目の印象が明るくなり、それによってポジティブな考え方に代われるかもしれませんし、長年悩んでいた腰痛や肩こり、頭痛などが改善される可能性もあります。
またそれ以外にもあげればダイエットの効果も期待することが出来ます。その理由は人体の全筋肉量の40%は腰回りにあるといわれており、姿勢をよくすることで背筋の筋肉が常に使用され、立つ、座るなどの単純な日常生活だけでも脂肪が燃焼されていき、痩せやすい身体を手に入れることが出来ます。
そもそも猫背などの悪姿勢を人がなぜとってしまうのか。という問題ですが、これは単純にその姿勢が身体にとって「楽」だからです。丸まって前傾していると先ほど挙げたような腰回り、背中などの筋肉が使用されないので、身体は楽だと感じるのですが、皆様ご存知のように筋肉は使用ないと衰えていきますから、さらに使われなってしまうというわけです。
それではこの章の最後に姿勢をよくする為の肩甲骨のストレッチを紹介しているサイトを引用してみようと思いますので、日ごろから姿勢に悩まれている方は実践してみてください。
肩甲骨ストレッチ
ストレートネックや背中全体が丸まっている猫背の方は首が前のめりになっているため、肩甲骨が開いてしまっています。そのままの状態で固まった肩甲骨を動かして内側に戻すことで、首も元の位置に戻ります。一日の疲れを吐き出すように、ゆっくり行うのがポイントです。
1.まっすぐ立ち、深呼吸を2回します。
息を吐く時は、ゆっくりと一日の仕事の疲れを吐き出すようにしましょう。
深呼吸2回
2.肘を肩の位置まで上げ、手のひらをあわせます。
肘を肩の高さまで上げて手のひらを合わせる
3.息を吐きながら、手のひらを離し左右に向けていきます。同時に肘を斜め下、後ろに引きましょう。
手のひらを左右に開き、肘を後ろに左右の肩甲骨を内側に近づけていくイメージです。
さらにこれをひらくと前側の胸の筋肉が張ってくるのがわかります。二つの肩甲骨が仲良く歩みよって近づくようなイメージをしながら実施してみてください。
次に手のひらが外を向くようにひらききる
4.肩甲骨が近づいた状態で3秒止めます。息は止めず、自然に呼吸するようにしてください。
三秒とめる
5.これを5回繰り返しましょう。
まとめ
今回は悪姿勢のデメリットや姿勢矯正のメリットについて記事を書いてまいりました。文中にもありますが、姿勢というのは見た目の問題だけなく、様々な不調の原因にもなります。
普段からきれいな姿勢を意識することが大切ですが、時には意識し過ぎて今度は身体が後傾してしまうそり腰になってしまって、反対に腰痛が悪化してしまうことも考えられますからやり過ぎには注意しましょう。
姿勢矯正や腰痛、肩こりなど身体の不調にお悩みの際はお気軽に当院までご相談ください。
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