原因は男性ホルモン?男性の更年期障害!
最近なんだか身体に違和感がある、やる気がなかなか起こらない、性欲の減退が見られるという方々、それは男性ホルモンが減ってくる更年期障害がおこっている可能性があります。
更年期障害というと女性がなるイメージがあると思いますが、更年期は男性でも女性でもホルモンの分泌が少なくなって起こるのでどちらにも起こりえます。しかし閉経後の数年間に症状が集中している女性に比べて男性は40代を過ぎた頃から発症が始まり50代で約3割、60代で約5割、70代で約7割もの方に症状が出るといわれており、むしろ更年期障害の影響は男性に出やすいと言えるでしょう。
またそういったホルモンによる身体や心の変化ということでいえば、毎月おこる月経である程度、慣れている女性に比べて男性は訳も分からずイライラとしたり、やる気が起きないといった事に戸惑い、されに情緒不安定になってしまうことも考えられます。
本文を読まれて最近のご自身に当てはまるという方は是非、改善に向けて色々と取り組んでみてください。それでは記事を始めてまいります。
男性に起こる更年期障害とは?
冒頭にもありますが、更年期障害というのはホルモンの分泌が少なくなることで起こります。主なホルモンとしては男性ならテストステロン、女性にならエストロゲンというものです、それぞれ、男性ホルモンには男性らしさを、女性ホルモンは女性らしさを作っています。
つまりこれらのホルモンが分泌され無くなってくるとそれぞれの「らしさ」も失われていくことになり、年齢を重ねることによって男性か女性か判別がつかない方がいらっしゃるのもその影響が一つあるといえます。
ではそれらのホルモンが減っていくとどのようなことが起こるのでしょうか。男女ともに更年期になるとイライラ、めまい、動悸、息切れ、頭痛、疲労、不安、不眠、憂うつ感などの症状が現れだし、女性の場合はそれらに加えて何もしていないのに身体が火照ったり、ホットフラッシュと呼ばれる発汗現象が起こります。
反対に男性にはそういった不調に加えて生殖器の機能低下が起こります。勃起不全(ED)は日本では年齢と共に減退するのが普通という認識があり、放置されてしまうことも多いですが、海外では離婚の原因になることもあり、更年期障害に苦しむ方は世界中にいるはずです。
また勃起不全(ED)はうつ病とも深い関係があるといわれており、勃起不全(ED)が起こる方の半数にうつ病の傾向が、また反対にうつ病になっている方の半数に勃起不全(ED)の症状が見られ、単なる生殖器の不調だけにはとどまらない問題といえます。
またうつ病だけでなく、昨今では勃起不全(ED)がメタボリックシンドロームや高血圧、高血糖、高脂血症、あるいは心筋便塞、脳梗塞などの血管に関する疾患とも関りがあると認められ、年期障害によるEDは大きな血管疾患の前兆ともいえるので出来るだけ改善したいものです。
まとめ・改善方法
今回は男性に起こる更年期障害について記事を書いてまいりました。文中にも複数回登場していますが、更年期障害はホルモン分泌の異常によって起こります、またホルモンバランスが乱れる理由は身体の衰えだけでなくストレスが大きく関係することもわかってきています。
ストレスの感じた方は人それぞれですが、人間関係はもちろん、昨今ではあまりパソコンなどに詳しくないに起こるテクノストレスというものも存在します。会社や社会生活でパソコンやスマホを使うのが当たり前になりつつありますが、お店の予約を取るにもスマホのアプリが必要。
情報発信は紙媒体ではなく電子媒体、文章でのやりとりはほとんどなくなり、メールや電話でやり取りを終えてしまう。など、過去、人と直接対峙することで物事がうまく運べるという成功体験を持っている方々にとっては何とも手ごたえが薄く、納得できないと感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし時代はさらに電子媒体を使うことが必須となっていくでしょうから、出来るだけ時代に合うようにご自身をカスタマイズすることも昨今では必須のサバイバル術といえるかもしれません。
またそのような方法だけでなく、男性ホルモンの分泌を促す方法はあり、下記に紹介しようと思いますので、ご自身に合っていると感じる方は是非、やってみてください。
運動の習慣化
運動で大きな筋肉を動かすことは、男性ホルモンの増加につながります。筋肉自体もテストステロンをつくっています。腕立てやスクワットなどの筋肉トレーニング、階段の上り下りや早歩きなどの運動を毎日10分くらいでも継続して行うと、男性ホルモンは上がっていきます。
また、サッカーやバスケットボールなどのチームで行うスポーツは、仲間や対戦相手を意識したり、勝って盛り上がったりすることにより、テストステロンの分泌を高めることが期待できます。
お勧めの運動:キャッチボール
男性ホルモンがちょっと減ったなと感じる更年期障害の方にお勧めなのが、キャッチボールです。
若いころの記憶がよみがえることで前向きな気持ちになったり、相手との心の絆が生まれたりします。また、相手の捕りやすいところにボールを投げたり、自分が捕りやすいように動いたりするため、集中力が必要となり、更年期障害の症状の1つであるうつ症状の改善に有効だと考えられています。
引用:NHK健康チャンネル
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