あなたの姿勢は大丈夫!?猫背が身体に及ぼす悪影響!!

健康な魂は健康な肉体に宿る、というのは昔よく言われた表現ですが、多様化を認めることを是とする最近ではあまり聞かなくなりました。確かに画一的に誰もかれも同じように育てるのはよくありませんが、姿勢についてだけ考えると何もかもがよくなかったわけではありません。

悪姿勢は日常的に自分の好きなように立っているので、他人に言われないとなかなか気づけないものですし、例えば猫背になってしまうと暗い印象になってしまう、覇気がないように見えてしまいますし、それを直そうと思っても、日常的に気を付けていないとなかなか直せるものでもありません

今回はそんな猫背について見た目だけでないデメリットを交えてご説明していこうと思います。それでは記事を始めてまいります。

猫背はなぜいけないのか?

それでは改めて猫背という姿勢についてみていきましょう。程度の差はありますが、猫背というのは顔が肩よりも前に出て、背中が曲がっている姿勢のことを指しています。では、なぜ多くの方がこの姿勢になってしまうのか、というお話ですが、じつはこの姿勢は人にとって楽な姿勢だからなのです。

猫背の姿勢は背中が曲がっているので背中の筋肉と腹筋に緊張が掛からず、結果的に人間はその状態を楽だと感じます。けれどこの姿勢でいると見た目が悪いだけでなく、内臓の働きが悪くなる、気分が落ち込む、腰痛・肩こり・背中のコリなどの原因になります。

またそれらを生み出しているのは実は頭の位置なのです。頭は体重の一割にもなる重量を持っており、この重さは本来、まっすぐに立っていると肩や背中、腰、下半身が協力して負荷を分散させているのですが、猫背になるとこれが肩、背中などに集中してしまい、不調を生み出すというわけです。

猫背の原因

先のように筋肉が緊張しないので楽だと感じる他にも猫背の原因は様々にあります。最近で多いのはパソコンやスマホに注視しすぎることで頭が前傾し、肩が内巻きになり(巻き肩)そのままの状態で身体が固まってしまう事も大きな原因として挙げられます。

またあぐらや足組みをする習慣があるなど座り姿勢が悪い方は骨盤が歪んでしまう傾向があり、その骨盤の歪みは全身に影響しますので結果として正しい姿勢を保つことが出来なくなっている場合もあります。

他にも是非、取り上げたいのは気持ちが落ち込んでいたり、ネガティブになっていることが原因で起こる猫背です。昔は「病は気から」という言葉は都市伝説のような扱いでしたが、昨今では正しいものであると科学的にも証明されだしており、気持がふさぎ込んでいると悪姿勢に、そして悪姿勢になっていると気持ちがネガティブになることがわかってきています。

つまり気持ちの落ち込みが悪姿勢を生み、猫背を代表とする悪姿勢はさきのように腰痛・肩こりだけでなく、内臓の不調、頭痛、便秘なども引き起こしてしまいますので、注意しましょう。

まとめ

今回は日本人の中でも大変多くいる猫背について記事を書いてまいりました。文中にもありますが、猫背と気の持ちようには相関関係があり、互いに影響を及ぼしてしまうことがわかってきています。

しかし自分の姿勢というものは自分ではよくわからない、というのが正直な所だと思います。なぜならご自分では真っすぐに立っていると思い込んでいるからです。その為、人から指摘されたり、肩こりを直すために訪れたマッサージ屋さんで悪姿勢に気づくなどもよくあることです。

ですから今回は本文の最後に猫背の根本的な解決法をご紹介しようと思います。それは筋トレです、先にも登場したように病は気からというように筋肉を強制的にでも動かすことは気分を晴れやかにし、背中と腹筋、そして体幹がつくことで悪姿勢は改善することが出来ます。

実際、猫背のボディビルダーがいないことからもお分かりになる通り、筋肉の増強は猫背の改善に役立つといえますから、是非、ためしてみてください。

筋トレをする

特に運動不足の人は、筋トレをして猫背改善を目指しましょう。筋肉がつけば、上半身を正しい位置で支えられるようになります。

(中略)

背中を鍛えるトレーニング

背中を鍛えるトレーニングの手順は、下記の通りです。

うつ伏せになり、大の字になって寝転ぶ

手のひらを下に向け、腰から上半身を浮かせる

上半身を浮かせた状態で、3~5秒キープする

脚まで浮いてしまうと負荷が分散してしまい、背中に十分な負荷が加わりません。脚も一緒に浮いてしまう場合は、誰かに脚を押さえてもらうのがおすすめです。

また、上半身を浮かせた状態をキープするのが難しい場合は、限界まで浮かせて戻す動作を繰り返すだけでも大丈夫です。

体幹を鍛えるトレーニング

体幹を鍛えるトレーニングの手順は、下記の通りです。

床にうつ伏せになり、手のひらと肘を立てて上半身を浮かす

つま先を立たせ、全身を一直線にする

視線は斜め前に向ける

3の姿勢を10~20秒キープする

引用:クオーツコンディショニングコラム

猫背

Posted by hiro